こんばんは。やはり今週も、土日は一瞬でした。
昨日は道尾秀介さんの『龍神の雨』を読み終え、今日は鈴木蓮さんの『白砂』を読み終えるという、読書の週末でした。
鈴木蓮さんの本を手に取ったのは初めてでしたが、久々にコテコテの推理小説を読んだ気がします。
途中で投げ出さなかった程度には面白かったですが、ちょっと期待外れでした。
でもせっかく読んだので、何か教訓めいたものを見い出したいです。
この『白砂』からは、いくら夫婦でも、その人の生い立ちや心根までを理解することはできないということを思いました。
でもそういったバックグラウンドが、行動の動機となり、いい意味でも悪い意味でも、周囲の人に大きな影響を及ぼすことがある。
私は独身だけど、もし結婚を考えた場合、一緒に住みたいと思えるほど相手を信用することができるかしら・・。
相手のこれまでの人生なんて知り得ないし、価値観だって全てわかっているわけでもないし、そんな人と暮らせるのだろうか。
なんか、ますます結婚を遠ざけてしまうような本でした。
ああ、また明日から怒涛の一週間が始まる。
もっと明るい気持ちになれる本を読めば良かったです。