こんばんは。
今日もお疲れ様でした。
先週の土曜日、NHKの孤独死の特集を観ました。
孤独死があった家の清掃を行う業者に視点をおいた放送でした。
フォーカスされていたのは、孤独死をした父親を持つ28歳の女性。
アルコール中毒の父親に辟易して家を出た矢先、父親が孤独死し、罪の意識に苛まれている女性。
私と境遇が似ていてびっくりでした。
私の父親もアルコール中毒で、色々あった挙句、私も家を出ました。
そして、父親をひとりで逝かせてしまいました。
アルコール中毒の父親との生活は本当に辛く、もう勝手にしろという思いでしたが、まさかこんなに早く父親を失うとは思っておらず、残ったのは底なしの後悔でした。
どんな父親であっても、自分にとってはたったひとりの存在なのだということを思い知りました。
その28歳の女性も、言い知れない後悔があるようでした。
彼女は、孤独死に直面した家族の気持ちが少しでも分かるのではないかと思い、現場の仕事に就いたそうです。
孤独死の多くは50代60代の現役世代で、突然死がほとんどだそうです。
わたしは、死ぬときのことを想像するときはいつも、入院している自分が出てくるのですが、どれだけの人が病院で死を迎えられるんでしょうね。
私は独身で、少なくとも家で家族に看取ってもらう選択肢はありません。
そんな独り身世代が今後増えることを想定し、安否確認のサービスも生まれているようです。
死後の後処理も事前契約しておくことになるんでしょうね。
耳を塞ぎたくなるような話ですが、誰にも訪れる生理現象だと思って、事務的に考えていきたいと思います。