年配に思うこと

ウォーキングで。スーパーで。レストランで。

白髪の年配の方を見ると、ときどき思うんです。

この方は、私が大学生を謳歌していたあのときも、受験・テストで忙しかった中学・高校時代も、缶蹴りやプールなど毎日楽しかった小学時代も、幼少期、昭和の時代のお祭りで飴細工を頬張っていたときも、既に立派な大人でどこかで生活されていたんだよな。

そしていまここで、こうしてすれ違うって、なんだか凄いことだよな。と。

ちょっと精神状態がヤバい感じかしら。

でも無意識に、感慨というか、切なさを感じてしまうんですよね。

ただの事実、というか現象、でしかないんですけどね。

人生100年時代と言われる今、私なんてまだまだ若輩者。

でも過ぎてしまえば、何十年も一瞬のように感じるもの。

少しでも良い人生を歩めるようにと、日々悩み、迷いながら過ごしています。

ですが本来、少しでも良い人生を歩む、というのは結果であり、目的ではない。

本末転倒な思考になってしまっていることに気づきます。

そんな私に、前職の50代後半の先輩の言葉が心に染み入りました。

「何が良かったか、何が正しかったかなんて、死ぬ間際までわからないものです。あなたには、頑張りすぎないようにという言葉をおくりたいと思います。」

私が転職の際、間違った決断だったと後悔するかもしれない・・・と、こぼしてしまった言葉に対する返信でした。

この言葉を受けた瞬間、思わず涙が出そうになりました。

同時に心が軽くなったんです。

なんて優しく、包容力のある言葉でしょう。

常日頃、何が最良の選択か、何をするのが正しいのか、社会人たるもの・・という考えが渦巻いて、自分を締め付けがちです。

でも、そんなときこそ俯瞰して、ケセラセラ的な感覚で肩の力を抜いて生きることが、人生を楽しむコツなのかもしれません。

そうは言っても・・とまたいつもの私が顔を出すわけですが。。

そういった現象にも否定的にならず、大らかな気持ちで生きていけるよう、これも訓練かな、なんて思ったりしています。




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