
AR、VRという言葉はよく耳にされると思いますが、この違いはご存じでしょうか。
ARは拡張現実、VRは仮想現実を表します。
AR(拡張現実)は、現実世界にデジタル情報を加えます。
最も身近なのがポケモンGOではないでしょうか。スマホで映し出した周囲の映像にポケモンが現れる。まさにARです。
VR(仮想現実)は、頭にゴーグル等を装着することで、あたかも全く別の世界にトリップしたかのような体験を手に入れることができます。
VRは、仮想現実を映し出すために、比較的効果なデバイスを必要としますが、ARは無料で体験することができます。
ここでは、超初心者の方もARの第一歩を踏み出せるよう、ステップバイステップでAR体験をご紹介します。
すべて無料でできますので安心してください。
ARの作成~簡単な8のステップ~
1.以下にアクセスし、マーカーおよびイメージをダウンロードする。
https://jeromeetienne.github.io/AR.js/three.js/examples/marker-training/examples/generator.html
2.以下にアクセスし、サンプルコードをダウンロードする。
https://github.com/try-ar/marker-ar
3.GitHubでリポジトリを作成する。
4.作成したリポジトリに、手順1、手順2でダウンロードしたファイルをアップロードし、git commitする。
5.「Netlify」にGitHubで会員登録し、httpsサーバを立てる(無料)
6.Netlifyにてデプロイを実行する。
7.PC上で、手順1でダウンロードしたイメージファイルを表示し、手順6で生成されたURLに携帯でアクセスする。
8.携帯で、PCに表示されたイメージファイルを読み取る。
上記手順の詳細を解説していきます。
1.以下にアクセスし、マーカーおよびイメージをダウンロードする。
https://jeromeetienne.github.io/AR.js/three.js/examples/marker-training/examples/generator.html
赤枠の「DOWNLOAD MARKER」「DOWNLOAD IMAGE」をクリックし、任意の場所に保存します。

2.以下にアクセスし、サンプルコードをダウンロードする。
https://github.com/try-ar/marker-ar
赤枠の「Clone or download」をクリックし、「Download ZIP」をクリックします。
ZIPファイルを任意の場所に展開しておきます。
※GitHubを使用するには、会員登録が必要です。有料会員、無料会員がありますが、ここでは無料会員で登録します。

3.GitHubでリポジトリを作成する。
赤枠の「New repository」をクリックします。

「Repository name」を入力し、「Private」を選択後、「Create repository」をクリックします。

4.作成したリポジトリに、手順1、手順2でダウンロードしたファイルをアップロードし、git commitする。
赤枠の「uploading an existing file」をクリックします。

手順1、手順2でダウンロードしたすべてのファイルを赤枠部分にドラッグ&ドロップし、アップロードし、「Commit changes」をクリックします。

5.「Netlify」にGitHubで会員登録し、httpsサーバを立てる(無料)
Netlifyにアクセスし、GitHubのアカウントを使用して新規会員登録します。
会員登録は無料で行えます。
6.Netlifyにてデプロイを実行する。
赤枠「Settings」をクリックし、「Build & deploy」をクリックし、表示された「Build settings」の「Edit settings」をクリックします。

赤枠の「Link to a different repostory」をクリックし、手順3で作成したリポジトリを選択します。

以下の画面が表示されたら、「GitHub」をクリックします。

以下の画面が表示されたら、該当するリポジトリをクリックします。

最後に「Deploy site」をクリックします。

7.PC上で、手順1でダウンロードしたイメージファイルを表示し、手順6で生成されたURLに携帯でアクセスする。
URLは以下の画像の赤枠部分です。

8.携帯で、PCに表示されたイメージファイル を読み取る。
ARが表示されるはずです。お疲れ様でした!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ARが少し身近になったでしょうか。
これから5Gが浸透し、このような技術がより生活に密着し始めると思います。
近い将来、家の建築や家具選びも、ARを使用するのが当たり前になってくるでしょう。
今はその先駆けで、一番面白い時期であり、チャンスだと考えています。