私は昨年、愛犬を亡くしました。
まだまだ気持ちが整理できておらず、辛い日々を送っています。
こないだ、掃除機をかけていたんですね。
そしたら、排気口から愛犬の匂いが。
その掃除機ではよく、愛犬のクッションを掃除していたんでした。
今は亡き愛犬が、いまは匂いで、確かにここに、ある。
そう思った瞬間、涙が止まらなくなりました。
私はあの子のことを、一番大切と言っておきながら、
後悔もたくさん残してしまったので、
本当に、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
後悔と、寂しさと、会いたい気持ちと、
いつかは消えてしまうであろうこの掃除機の匂いと。
すべてがないまぜになって感情に押し寄せてきました。
あの子がいないなんて、いまだに信じられないです。
あの子がいなくても、世界が継続しているのが信じられないです。
身内を亡くしたときもそう思いましたが、
私にとって、愛犬は子ども。
子どもを亡くすというのは、言葉に表しがたいダメージを
負いますね。
何をどう考えようが、現実は変わらないのですが。
定期的に、堂々巡りの無限ループに陥ります。